小泉今日子 ぶっちゃけトーク連発 歌うこと「嫌だった」、ドラマオンエア中「2ちゃん」でエゴサ
2022年04月03日 22:38
芸能
歌手になるための努力をしたわけではなく、「学校でみんながハガキを出していたから、私も出そうみたいな感じ」でオーディションに挑戦。合格したことで「人生始まっちゃう、面倒くさい」との感情が生まれた。「それこそ、マックでバイトしたかったとか。こうやって人生って始まっちゃうんだ、早くない?って思って」と、当時の心境を明かした。
82年にデビューした小泉は、85年の「なんてったってアイドル」が大ヒットしたころを振り返り、「歌うのが嫌だった」と告白した。理由を「なんか露悪的な歌詞だったりするじゃないですか。だから大人が悪ふざけし始めたなって思ったんです」と説明した。歌番組の収録など、観客がいない場所で歌うこともあったそうで、「それでイエーイ!とかやらなきゃいけない。だから、それも面倒くさかったし」と語った。
驚きの声がスタジオに漏れる中、「キャイ~ン」の天野ひろゆきは「俺ノリノリで歌っていると思っていましたよ。マジか」とコメント。これを受けた小泉は「確かにほかに歌える人もいないでしょうね、みたいな感じで(歌っていた)。だったら楽しもうかなって」と、気持ちを切り替えて臨んでいたことを話した。
女優としても活躍していた彼女の転機となった作品は、2003年のTBSドラマ「マンハッタンラブストーリー」だったという。宮藤官九郎が脚本を務めた作品だ。小泉は「私、精神がすごく強いので、ドラマのオンエア中に2ちゃんねるとか平気で見ていたんですね」と、エゴサーチしていたことを回顧。「マンハッタン―」までは「下手くそとかすごい書いてあった」と分析し、「けどマンハッタンの時にそれ(エゴサーチ)をやったら、あんまり書かれていなくて。もの足りないなってなったんですね」と笑った。同作以降、演技をほめられることが多くなったといい、「ありがとうございます、宮藤官九郎さんって思いました」と感謝していた。