「東宝シンデレラ」6年ぶり開催 男性部門新設「TOHO NEW FACE」で伝統引き継ぐ
2022年04月07日 04:00
芸能
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東宝シンデレラは1984年に第1回を開催し、初代グランプリは沢口が受賞。豊作となった11年の第7回はグランプリが上白石萌歌(22)、審査員特別賞に上白石萌音(24)が選ばれ姉妹で受賞。さらに10歳だった浜辺をニュージェネレーション賞に選出するなど、多くの人気女優を輩出してきた。
一方で男性のオーディションは長く開催していなかった。TOHO NEW FACEの始動について、東宝芸能の池田篤郎社長は「東宝芸能は女優の会社と思われているが、男性も多くいる。男女の両軸でやっていきたい」と説明。今後も継続的に行っていく。
昭和の東宝ニューフェイスとは別物として区別するため英字表記にした。1946年(昭21)に始まった東宝ニューフェイスでは、三船敏郎さん、宝田明さん、岡田真澄さん、久我美子(91)、岡田茉莉子(89)らを輩出。邦画の最盛期を支えるスターを送り出し、68年に終了した。
今回は東宝の創立90周年事業として開催。全社で力を入れてスターの原石を見つける。実行委員長を務める東宝の市川南常務執行役員は「合宿審査には沢口靖子や高嶋政宏、高嶋政伸、長澤まさみも現場に行きたいと言ってくれている。特別審査員として審査してもらう」と明かし、所属タレントも審査に加わる。萌音は「このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください」とPRした。