「木更津キャッツアイ」から20年…岡田義徳・佐藤隆太・塚本高史 年齢重ねて感じた「変化」
2022年04月11日 10:11
芸能
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3人はTBS連続ドラマ「木更津キャッツアイ」(2002年)などで共演し、20年来の仲でもある盟友。今月、舞台「THE 3名様」で共演するなど、「木更津」以降もそれぞれが様々な場所で俳優として活躍しているが、今も「木更津キャッツアイ」のイメージが強く残っていることを実感している様子。
佐藤は「やっぱりイメージってあるんだなと。見てくれてる人たちがそうなのかなって思ってたけど、それだけじゃなくてやっぱりこの業界内でも全然あるんだなって思う。もちろん、どこかで披露したものを面白い、良いと思ってくれてるからこそ、それで引っ張ってくれてるんだろうけど。だから、こっちが驚くようなオファーのされ方されるとすごくうれしくないですか。こんな役で俺を呼んでくれたんだ!って。もしかしたら、周りではそれ佐藤隆太っぽくなくない?って言ってる人もいる中で、いや、ここは佐藤でって言ってくれてるかもしれないから。ほら言わんこっちゃないって言われないようにというか、だから、期待に応えたいと思って頑張る」とモチベーションにしていることを明かした。
岡田は「○○っぽいとか、ていうイメージがつくのが俺すごい若い頃からイヤで。だから1回1回髪形を全とっかえしたりとか。そういうこといっぱいやってたなって気がする」と懐かしそう。年齢を重ね「良い意味で肩の力が抜けたというか。若い時は、この役は、とかこの役だったらこういうこと言わないかなとか言ってたかもしれないんだけど、なんか、年齢を重ねると(台本に書いてある通りに)言えよって思うもんね」と苦笑。
塚本は「わかる。やる前から、『ちょっと監督、ここなんすけど…』とか言うやつ。ガチでいるじゃない。1回やれ!って思うよね」と苦笑しながらも共感。
岡田は「ある意味それって脚本家に対するリスペクトも入ってると思う。その若い頃はそういうことってあんま考えなかったかもしれないけど。やっぱ書き手に対してのリスペクトがあるとそこもちゃんと読んであげたいなっていう思いが強くなってきたっていうか」と考えが変化してきたといい、塚本も「そういう意味ではキャパシティは広くなったのかもしれないよね」とうなずいた。
佐藤も「役柄も、その例えば父親だったり、会社を舞台にした作品でもこの上司の役だったもう当然増えてくるからそうだね。なんかやっぱり若い頃って、そういった意味では楽だったなと思いますよ」としみじみと語った。