「ちむどんどん」初回は16・7% 前作「カムカム」上回る 朝ドラ4作連続大台割れもトレンド1位発進

2022年04月12日 09:30

芸能

「ちむどんどん」初回は16・7% 前作「カムカム」上回る 朝ドラ4作連続大台割れもトレンド1位発進
連続テレビ小説「ちむどんどん」の番組ロゴ(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)が11日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。視聴スタイルの変化もあり、朝ドラ初回の大台20%割れは4作連続。前作「カムカムエヴリバディ」の初回16・4%を0・3ポイント上回った。
 2020年後期「おちょやん」初回18・8%、21年前期「おかえりモネ」初回19・2%、21年後期「カムカムエヴリバディ」初回16・4%に続く大台割れも、SNS上の反響は「#ちむどんどん」がツイッターの国内トレンド1位と好発進。12日放送の第2話に戦争の話が盛り込まれるなど、今後の展開が注目される。

 個人視聴率は「おかえりモネ」初回10・6%、「カムカムエヴリバディ」初回9・0%、「ちむどんどん」初回9・3%。

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 初回は1964年、沖縄はまだアメリカ統治下。明るい母・優子(仲間由紀恵)と優しい父・賢三(大森南朋)、そして兄妹たちに囲まれ、本島北部・やんばる地域に伸び伸び暮らす小学生の暢子(稲垣来泉)は、美味しいものが大好き。ある日、村に東京から転校生・青柳和彦(田中奏生)がやってきた。暢子にとって、生まれて初めて見る東京の人で…という展開だった。
【楽天】オススメアイテム