ジミー大西 「初めて言葉を発したんが『好き』」小学生時代の恋の思い出「自分の中で大事にしまって」

2022年04月12日 17:10

芸能

ジミー大西 「初めて言葉を発したんが『好き』」小学生時代の恋の思い出「自分の中で大事にしまって」
ジミー大西 Photo By スポニチ
 タレントで画家のジミー大西(58)が12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。小学生時代の恋の思い出を語った。
 お笑い芸人として40年を迎えたジミー。「小さいときは人見知りで、言葉もちょっとみんなより遅かったです。あんまりしゃべらない子やったみたいで」と明かした。

 小学校3年生のときには、「マキさんていう女の子が、『はないちもんめ』でいつも『大西くんがほーしい』って言うてくれるんです。必ず言うてくれるんです。僕ものすごい好きになってしまって」。そうして「初めて言葉を発したんが『好き』なんですよ」とし、周囲は「大西がしゃべった」と大騒ぎだったとした。

 だが、夏休みが終わり9月になるとマキさんは学校を休んでおり、先生からは「今、体調の方が悪くて」と言われた。13日には先生から「マキさんは病気で亡くなりました」と伝えられた。「亡くなったという意味が僕には分からないんですよ。自分の周りで亡くなった方がいないので」というジミーだが、先生がマキさんの机の上に花を置いたことで「亡くなるっていうのは、もうこの世にいないっていうことなんだと初めて認識したんです」と振り返った。

 ジミーは毎朝早く学校へ行き、花瓶の水を変えたり、花を取って来て変えたりしていたが、「自分っていうのがちょっと恥ずかしかった」と周囲には伝えていなかった。だが、2学期が終わるときに先生から「花をあげていたのは大西くんって知ってますよ。花をなくして席替えしようと思うけどいい」と聞かれて、「いいですよ」と返事。すると「たまたまそのマキさんの座ってた机が僕あたったんです。机の中ぱっと触ったら、ハンカチがあったんです。マキさんのハンカチが」という奇跡のような出来事が。「僕に残してくれたんだと思って嬉しくなって。ハンカチだけはずっと自分の中に大事にしまって」と愛おしそうに話した。
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