モグライダー・ともしげ 漫才で観客にウケるも「なんで笑うんだよ!」と怒った過去
2022年04月13日 22:00
芸能
これに芝は「これは言わせてください。基本(ともしげを)ボケさせないようにネタを作る。間違えたところで(笑いが)なればってところで作る」と意図があると反論。さらに、コンビ結成当初はネタの中にボケを用意していたが「用意したボケをやる時にギューって目をつむるクセがあるのがわかって。見てらんない」と、ネタ合わせをしなくなった理由を上げた。
また、ともしげは「ボケはウソを言うことだ」と認識しており、ある年の「M-1グランプリ」予選1回戦では持ち時間の2分間ずっと目をつむったままだったという。そういった経緯から「これはダメだと思って変えた」と芝の語りにスタジオは納得していた。
生物評論家の池田清彦氏からは「素直でいい子」と伝えられたが、ともしげは「不安は不安。裸ん坊で舞台に上がっている感じ」とネタ中の心境を吐露。芝は「抵抗があるのか、みんなの前でネタやってて、用意したネタを1個も言えなくて。間違えまくるから、そっちがウケ始めた。それは『恥ずかしい』って言って『笑うな!』って怒った」と観客に向かって“暴言”を吐いていたことを暴露した。
ともしげは「本当に嫌だった。せっかく人が書いてきてくれたネタを台無しにしちゃったから『なんで笑うんだよ!』って怒っちゃって」と振り返ると、MCの明石家さんまが「カッコええ漫才師やな」と大喜び。ともしげは「笑わしたかったんですよ。笑われるんじゃなくて」と悲し気な表情でつぶやいていた。