名声優の日高のり子が「それ怖くないですか?」と語った大変だった役とは
2022年04月16日 22:01
芸能
その中で、「大変だった仕事」として「炎の闘球児 ドッジ弾平」で主役だった一撃弾平役を挙げた。「のどの部分で、私の声にはもしかしたらちょっと合わなかったなと思うくらい大変だった」とし「この頃は単純にのどをつぶして大変だった。ゴムマリみたいに弾けてずっとしゃべるので、エネルギーを満充電にして自分なりにやったんですけど、のどは悲鳴をあげていた」と語った。
そして、もう一つ「演技的に、声優だから」と大変に感じたのが、「ONE PIECE」のベルメール役だという。ベルメールは作中で死亡するが「ナミの育ての親なんですけど、あのエピソードはすごく人気があるらしくって、本編の方だけではなくて、その後の総集編とかエピソード・ナミとか、何回かリメイクされているんですよ。5回くらい、おそらくやっているんです。毎回同じシーンを、何年かに1回演じる」と説明。「カット割りが変わっていたり、描き方が違うので、セリフの尺も変わってくるので、使い回すことができない。もう1回新たにアフレコをし直すんですよ。5年に1回くらい呼ばれてそのシーンをと言われるのが、すごく」と明かした。
「毎回好きで見ている人がいたら、5回あったけど3回目が良かったなとか言われたらどうしようとか思った。それ、怖くないですか?アニメのキャラクターは年を取らないので、変わらない。画だけはまったく同じままなのに、声だけが5年ぶりのベルメールですとなったら、えらいことになっちゃうと思うと、大変でした」と振り返った。