徳田拳士四段 藤井王将と同じ板谷一門で、同志社大出身初の棋士が免状授与式出席「王道の将棋を指したい」
2022年04月18日 14:28
芸能
![徳田拳士四段 藤井王将と同じ板谷一門で、同志社大出身初の棋士が免状授与式出席「王道の将棋を指したい」](/entertainment/news/2022/04/18/jpeg/20220418s000413F2330000p_view.webp)
奨励会で四段を目指しながら通った同大では経済学部で学び、スキューバダイビング、フットサル、幼稚園で演劇を披露するボランティアサークルなど多彩に活動。周囲が就職活動に取り組み始めた頃、徳田も家族と相談はしたというが、改めて棋士への思いを強くした。
「奨励会は長かった。最後の1年、ようやく本気で頑張れたかなと思う」。拳士の名前はアニメ「北斗の拳」に由来する。スポーツ少年団の柔道で培った勝負根性を武器に、「勝率7割」を初年度の目標に掲げる。
昨年度の名局賞に輝いた第34期竜王戦第4局。当時の藤井聡太3冠(19)が豊島将之竜王(31)に7番勝負4連勝し、竜王位を奪取した2日間、記録係を務めた。「藤井先生が楽しそうに読みふけっていた姿が印象的でした」。徳田の師匠・小林健二九段(65)と藤井の師匠・杉本昌隆八段(53)は板谷進九段門下の兄弟弟子でいとこの間柄にある。「奇をてらったような作戦は好きではない。王道の将棋を指したい」。勝率7割の先に、至近距離で見守ったあの大舞台が待っている。