立岩陽一郎氏 反ワクチン“神真都Q”リーダー接種会場乱入に「公安が動くくらいの大きな話なのかなって」

2022年04月21日 16:02

芸能

立岩陽一郎氏 反ワクチン“神真都Q”リーダー接種会場乱入に「公安が動くくらいの大きな話なのかなって」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 元NHK記者で国際ジャーナリストの立岩陽一郎氏が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都渋谷区にある新型コロナウイルス感染症のワクチン接種会場に押し入ったとして、警視庁公安部が20日、建造物侵入容疑で職業不詳倉岡宏行容疑者(43)を逮捕したことに言及した。
 倉岡容疑者はワクチン接種に反対する団体「神真都Q(やまときゅー)」のリーダーを自称している。逮捕容疑は、7日午前9時半ごろから1時間以上にわたり、子ども向けの接種会場となっていた渋谷区内のクリニックに侵入した疑い。「ワクチン接種は犯罪行為だ」などと主張したという。公安部は認否を明らかにしていない。倉岡容疑者の父で俳優の岡崎二朗(78)は同日、所属事務所を通じ、謝罪した。

 立岩氏は「これは痛しかゆしだと思うんですよ。つまり起きたことを報道する、これは大事なんだけれども、あんまり相手にする人たちじゃないと私は思うんですね」と言い、「ちょっと驚きは警視庁の公安でしょ。公安が動くくらいの大きな話なのかなっていう疑問は若干ある」と述べた。そして「つまり大きくわれわれが報道し、大きく世界が動くと彼がもっと自分たちの存在意義を高めたいとなるでしょうね。われわれはもう少し冷静に、こういう人たちもいますよと。気をつけなきゃいけないけれども、必ずしもこの人たちを大きく扱うっていうことではないのかなって気はしますけれど」と自身の見解を述べた。
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