お見送り芸人しんいち　R-1優勝の陰に森脇健児の存在?　団長安田明かす「かわいがられんようになって」

　お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田（47）が21日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」（木曜後11・17）にゲスト出演。同じく松竹所属の先輩・森脇健児の困った癖を明かした。 　団長安田は「森脇健児は新しい若手が入ると、どれぐらいのタイムで走れるかをチェックする」と暴露。その理由について、「チームとして駅伝をやるので、耐えず戦力が欲しいんですよ。面白いより、速いやつが入ってきたかどうかをチェックしてる」と説明した。

　そして、そんな森脇の“犠牲”となったのが、今年のM-1を制したお見送り芸人しんいちだったという。団長安田は「お見送り芸人しんいちが元松竹やったんですけど、あいつが入ってきた時、（森脇が）『おまえ凄いタイム出したな』『お前の名前、覚えたで!』って。“こいつメチャクチャかわいがられるわ”と思ったんです」と回想。ところが…。「森脇さん、速くなり過ぎるとあまりかわいがらないんです。森脇さんよりちょっと遅いぐらいが一番気に入られるんです」と苦笑い。その結果、「しんいち、褒められたからめちゃくちゃ走って、速くなり過ぎて、あまりかわいがられんようになった」と明かした。

　しかし、お見送り芸人しんいちにとって、これが結果的に吉と出た。団長安田は「松竹を辞めてグレープカンパニーっていう事務所に行ってR-1を獲れたんで良かった」とオチを付けて、他の出演者を笑わせた。