武田鉄矢、金八が卒業生1人1人に贈る言葉の熱量は大スターのおかげ
2022年04月23日 16:40
芸能
「そこまで熱量を上げて演じなければいけないんだ、と初めて教えてくれたのは高倉健だよ」と武田。自身の俳優デビュー作「幸福の黄色いハンカチ」(77年)で共演した大スターの名を挙げた。
映画のラストシーンで涙が出ずに困っていると、高倉さんが「長いロケご苦労さま。よく頑張ったな。しばらくお別れになるけど、東京戻っても体に気を付けるんだぞ」と握手をしてくれた。途端に「まあ(涙が)出るわ、出るわ!」と問題が一気に解消したという。
「撮影自体が良い思い出になるように、お互いに心をプレゼントし合う。高倉健というのはそういう人でしたよね」と回想。その経験から「30人の子を預かって、後にどこの職場に行こうが、金八での6カ月は自分たちの楽しい中学生活だったという思い出を握らせてあげたい」と、金八先生に熱量を込めた意図を語った。