安藤優子氏 ウクライナへの「千羽鶴」運動への賛否に「何が本当に必要か、よくよく想像力を働かせないと」
2022年04月24日 11:16
芸能
安藤氏は「折り鶴を折って差し上げたいっていうのはとっても尊いと思う」と鶴を折ることへの敬意を表しつつも「だけど、それが支援になるのかっていうのはまったく別の問題」と指摘した。
これまで、ジャーナリストとして東日本大震災をはじめ、多くの被災地を取材した立ち場から、「(支援物資として)送られてくるものが善意という名のもとのこれって、断捨離じゃないの?っていう(ものがある)」と見解。「下着とか、顔が取れちゃったぬいぐるみとか、壊れたおもちゃとか…。例えば、生米なんかもあるけど、インフラが全部落ちて、ガス、水道、電気がないところで、お米は炊けないですよね。いつかインフラが戻った時に生米をいただいたら炊けるかもしれないけど、それまで保管して、仕分けして、それを届けるっていう手間を考えたら」と続けた。
「今、何が本当に必要かっていう、私たちはよくよく想像力を働かせないと。人にモノを押し付けているのかもしれないってことをやっぱりよくよく考えたほうがいいって、痛切に感じましたね」とした。