吉幾三 志村けんさん思い涙「帰って行く姿目に焼き付いてる」 芸能生活50周年公演で“献歌”予定

2022年04月25日 19:12

芸能

吉幾三 志村けんさん思い涙「帰って行く姿目に焼き付いてる」 芸能生活50周年公演で“献歌”予定
故・志村けんさんとの思い出を語った吉幾三 Photo By スポニチ
 演歌歌手・吉幾三(69)が25日、大阪市内で芸能生活50周年記念「吉幾三特別公演」(6月4~12日、新歌舞伎座)の取材会を行い、親交の深かった故・志村けんさん(享年70)との思い出に涙を流す場面があった。
 同公演でも2部の歌謡ショーで、2ショットの大きな写真を飾り
、志村さんを思って書いた「二人のブルース」を歌うコーナーも予定しているそうで「(涙で)歌えなくなっちゃうかな…」などと話した。志村さんとは「朝までよくお酒を頂いた」とし「あの人はテレビ局から出ると別人。ちっとも面白くない人。明るくなってからお店を出て“お疲れさま、今日もありがとう”って帰っていく姿が目に焼き付いている」と涙をにじませた。

 吉がC型肝炎を患っていた時は「俺、飲めないから」と断った先で注がれたのが赤ワインに見える「ぶどうジュース」だったこと、青森の自宅を突然訪れ、車いすだった吉の母親のためにすべて段取りして花火を打ち上げてくれたことなどを述懐。実は志村さんがライフワークにしていた「バカ殿」シリーズに吉も出演する予定だったという。「亡くなった1カ月後ぐらいに出る予定だった。そんな時に急にいなくなっちゃうから…。会ってないだけで死んだとは思えない」と目を潤ませた。

 芸能生活50年。「長いと思わない。ということはいい環境だったんだ、と。いろんな経験をさせてもらって死ぬまで勉強」と意欲は衰えない。弟子の真田ナオキ(32)に話が及ぶと「アイツは敵です。コンピューターから(曲を)盗んでいってる気がする」などと毒づいて笑わせたが「早く自分のバンドを持って歌っていけるようになればいいな、と思いますね」と親心をのぞかせた。
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