小池都知事 ウクライナとの意外な接点「友人が大統領選挙に。サポートしたんです」
2022年04月27日 21:15
芸能
親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が失脚、ロシアへ亡命したマイダン革命の後のことだったという。当時のキーウの状況について、小池氏は「街にはあちこちにバリケードがありまして、きれいな街だとは思っていたんですけど、至るところにバリケードがあって、そういう中での大統領選挙だったのを覚えています」と、混乱の中だったことを明かした。
思い入れのある地だけに、ロシアの攻撃に遭っている姿には胸を痛めているという。「心が張り裂ける思いですよね。子供たちもそうですし、病院など、コロナがどうなっているのかとちょっと思ったりもした」。ショッキングな映像や戦争のつめあとなど、目を覆いたくなる状況も伝わってくる。「ミサイルで爆撃を受けた人たちが負傷する姿とか、足がないとか、『あんたは良かったわね。まだ遺体があるから』って慰めている姿を見ました。お母さんは『うちの息子はこっぱみじんでボディーもないのよ』と言っているシーンなどは、戦争はこういう関係なく無差別にやられてるわけですから、あまりにもひどいという思いです」と話した。
一方で、「これは情報戦ですから、両方からのいろんな情報をよく判断しなければならないと思いますね」と、両国から発信される情報の読み取り方に慎重な姿勢も見せた。ウクライナのゼレンスキー大統領に対しては、「プロデュースもやっていたと聞いていますけど、そことSNSが結び付いて世界中に発信されている」と、巧みさを評価。「かたや情報を管理するというロシア側とで、できるだけ出して行こうというのと抑えていこうとでまったく違う」と、情報発信への対照的な姿勢に驚きを口にしていた。