安田菜津紀氏 侮辱罪厳罰化に「加害者を利してしまう構造を被害の実態に基づいて変えていかなければ」
2022年05月01日 14:23
芸能
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安田さんは「(法定刑は)厳しくはなるんですが、ただ一方で公権力がこれを乱用しないためにどういうふうに歯止めをかけていくのかという議論もやはり細やかに慎重に尽くさなければならないところだと思うんですよね。ただ一方で、被害を受けた側が書き込んだ匿名の相手を特定するだけで、ものすごく労力も負担も時間も資金もかかっていくという状況なわけですよね。ようやく誰が書き込んだということを特定できたとしても支払われるのが現行法では数千円ということもあるわけで、それはやはり加害者を利してしまう構造だと思うんですね」と指摘。
そして「今週、木村響子さんにお話をうかがった際も、表現の自由には責任が伴うんだということを重ねておっしゃっていましたし、時には被害者が泣き寝入りせざるを得ないような構造っていうものを被害の実態に基づいて変えていかなければならないという、そういった実態はあると思います」と自身の見解を述べた。