八嶋智人　売れっ子になる前も「お金に困ったことない」　有名制作会社の立ち上げに参加した意外な過去

　俳優の八嶋智人（51）が1日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」（日曜正午）にゲスト出演。売れっ子俳優になる前の意外な経歴を明かした。 　番組MCの「ハライチ」の澤部佑から「食えない時代もあったんでしょ？」と聞かれた八嶋は「僕ら、ちょうどバブルの時代に学生だったりしたから、先輩たちからいいバイトも紹介してもらえるし、お金に困ったことないんですよ」ときっぱり。「すぐ『正社員にならないか』って言われるタイプだったから」と笑った。

　夜中に工事現場などの警備員のアルバイトもしていたといい、「新人はベテランの人と組んで、交互通行とかやるんだけど、だんだん慣れて、楽しくなってきちゃって。止めて、流す！みたいのが『お前、スジがいいな！』って。『朝からやっている飲み屋があるから連れていってやるよ！』って。そうやって、楽しかったからそんなに下積みって感じも（ない）」とした。

　そんな中、「とっても有名になりましたけど、その会社の立ち上げに誘われて、参加したんです」とアニメや演劇を手掛けるネルケプランニングの立ち上げに誘われたことも明かし、「そこからしばらく声優さんのガヤレギュラーとか（やっていた）」と意外な経歴を告白。アニメ「るろうに剣心」や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などに参加していたといい、「『るろうに剣心』だったら、斬られる役。3本マイクがあって、メインの方がいらっしゃって、自分の出番になると、台本持って『んんあぁ！！』みたいな（声を出す）。『こち亀』なら『おぉ、両さん！』っていう街の人（の声をやった）」と明かした。