三遊亭円楽「笑点」でリハビリ映像公開　ピースサインで回復アピール　昇太らは紫色着物でエール

　脳梗塞で入院し、療養中の三遊亭円楽（72）のリハビリ中の映像が1日放送の日本テレビ「笑点」（日曜後5・30）で公開された。 　この日の「大喜利」コーナーは円楽への思いを込めて司会の春風亭昇太ら出演者全員が紫色の着物で登場。昇太は「円楽さん、見てますか～？」と手を振ると4月8日に撮影した円楽のリハビリ中の映像を紹介した。

　映像の中で、円楽は始めは杖をついて歩いてリハビリをしていたが、その後杖なしで手をひらひらさせたり右手でピースサインを作ったりと回復をうかがわせる様子を披露。これを見た林家たい平が「全然、木久扇師匠よりもちゃんと歩けますよ」と林家木久扇をイジる一幕も。昇太は円楽からの「ご覧の通り、今一生懸命リハビリをしています。俺が戻ったら司会をこうやるんだってのをちゃんと見せますから、ご期待ください」“らしい”メッセージを紹介し、「円楽さんも頑張っているので、我々も頑張っていきましょう」と大喜利をスタートさせた。

　円楽は脳梗塞のため1月25日に入院。所属事務所は2月、今夏いっぱいまで仕事を休養する見通しだと発表し、「脳梗塞に関する治療は終了していると聞いておりますが、リハビリの他に既往症の肺癌の経過観察と治療等もあり、まだ退院の目途は立っておりません」とコメントしていた。