宇垣美里 人気漫画の実写ドラマで整形女子を熱演 最初は「違くないか」も「みんな好きになってと思って」
2022年05月04日 16:16
芸能
ドラマで宇垣は外見の美しさを求めて整形を繰り返す30代女子・彩役を演じている。水曜パートナーの三田寛子から人気漫画の実写化はプレッシャーがなかったかと聞かれると、「私、元々本を読んでいて、彩ちゃんのイメージが私より大人っぽい顔立ちの人、整形してる女性なので、もうちょっと人形さんみたいなお顔立ちの方がいいのかなと思って。私は自分の顔のこと丸いパーツが多いなとか、ちょっと童顔だなと思っていたので、『違くないか』とアワアワしてたんですけど、あの漫画のキャラクターの中で特に彩ちゃんのことが凄く好きだったので、させていただけるんだったら、メークで寄せることもできるし」と決断。役作りのために髪を「切りました」とも明かした。
彩というキャラクターについて、「(整形という)選択肢をチョイスした役で、いわゆるレンタル彼女のお仕事をしてるんですけど、その稼いだお金で次はここを整形しようとしていて、彼氏はいるんですけど、彼氏には年齢もウソついてるし、仕事の話もしていない」と説明。「ただ整形依存の女の子ってなるとどうしても遠い感じがするかもしれないんですけど、彼女のその選択に至った根源的な部分って、とても普遍的でなんなら一番感情移入しやすいキャラクターなんじゃないかって個人的には思ってます」と続けた。
また、役と自分が似ている部分を問われると、「やっぱり一番最初の『ブス』って言われたっていうもの。普通の仕事してる人でも『ブス』って言われたことない人いないと思うんです」と宇垣。「私だっていくらでも言われたことあるし、見た目のことをとやかく言われる、いいって言われることも悪いって言われることもそれは凄く引っかかることで。その結果として執着しちゃう気持ちっていうのは凄く分かるし、それがどれだけ人を傷つけるというのは理解するし」と力説した。
「あと、彼女は凄く気合の入った女性なんですよね。じゃあ奇麗になってやらあって道を選んで。それは彼女の正義だと思ってるんですよ。お金を稼ぐのも頑張って整形を重ねてるわけなんで、彼女には彼女の頑張っている部分はあるんで、『みんな好きになって』と思って演じてました」と続けた。