坂上忍 バイキング最終回「涙」の真相 裏側ではスタッフに「頭きちゃって」いまだに許せない出来事
2022年05月05日 08:25
芸能
坂上は「『バイキング』最終回の涙はウソ泣きだった?」という投稿に、「おもしれー事言ってくれるじゃねえか。こういうのに応えていかなきゃいけない」と真相を口にした。
「最終回、チーフプロデューサーの方がどんな終わり方にしましょうかっていう相談はもう1カ月以上前からされたんですけど、僕は普通に終わりたい、何もせずに終わりたいってずっと言ってたんです。だけど、どうも何かいろいろ画策しているような匂いを感じ取って」と回想。
「だったら専門家の方にお世話になったし、散々人が何かやらかしちゃったことを言ってきた立場だから、逆のロケやって、何でも答えるからNGなしで、それで面白おかしくして、ロケをやってもらったんです」と自らの提案でロケを敢行したという。
「ホント専門家の方にお世話になって年1ぐらいでご飯会もやってたんですよ。だからちょっとありがたかったなと思って、不覚にも泣いてしまったんですけど。ただ、ほかの自分が出るものに対してあまりNGを出す方ではないんですが、この泣いてるところは絶対使っちゃ駄目だよっていうのを本気で言った。だけど、最終回の当日、生放送の打ち合わせの15分ぐらい前に嫌な予感がした。『あの涙のところ使ってないよね』って言ったら、(スタッフが)固まっちゃった」と証言。
「最後の日だから、さすがにどうしようかなって思ったんですけど頭きちゃったから。あのね、人の引き際って言うのを他人が操作するもんじゃないんだって。そしたらチーフプロデューサーが『最後の日まで怒るんですね』って」と苦笑。
「それがあなたたちが俺を送り出す編集だとするならば、じゃあもう使っていいよと、今からはさみ入れるっていうのは失礼な話だから。その代わり、そこのブロックは、俺はスタジオにはいられないからねって言って、僕スタジオにいなかったんですよ。だから嘘泣きですかって言われたら本当泣きとしか言いようがない」とした上で「切らなきゃダメだと思う、僕は。僕とちゃんと話して、僕という人間をわかってたら切って欲しかっていまだに思ってます」と思いを打ち明けた。
聞き手の放送作家・鈴木おさむは「バイキングの最終回、良かったと思うんです。だいたい最終回ってね、演者さんは普通に終わりたいって言うんです。いやちょっと待ってくれよっていうのはスタッフの希望。バラエティって9割9分は打ち切りじゃないですか、数字が下がって。華々しく終われる番組ってなかなかないんですよ。そう考えると、バイキングはちゃんとマルをつけて終われる番組なんで、だからスタッフとしてはやっぱあれを使いたかったんじゃないかと」と作り手側の思いを代弁すると、坂上は「なんだよ~じゃあ(プロデューサーに)メールしとこうかな」とつぶやいた。