小倉智昭氏 抗がん剤治療から復帰後初の生放送 副作用なく「病院の飯でも体重落ちなかった」

2022年05月05日 11:40

芸能

小倉智昭氏 抗がん剤治療から復帰後初の生放送 副作用なく「病院の飯でも体重落ちなかった」
小倉智昭氏 Photo By スポニチ
 がん治療のため活動を休止していたキャスター小倉智昭氏(74)が5日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に生出演した。4月23日に仕事復帰して以来、生放送への出演はこれが初めて。
 16年に膀胱(ぼうこう)がんを公表、18年に全摘手術を受けたが、昨夏ごろに肺への転移が見つかったため、治療に専念していた。

 番組では、抗がん剤治療について明かした。副作用でやせる人が多いことから、入院前にあえて5キロほど増量したという。ところが、副作用は「全然ない」という。「吐き気がするとかなくて。初めね、どんな副作用があるか分からないから、抗がん剤をスタートした時は入院したんですよ。普通は抗がん剤でやられて、体重を落とす人(もいる)。あえて5キロ増やして入院したら、まったくなくて、病院の飯ですら体重が落ちなかった」と気丈に振り返った。

 膀胱の全摘手術後に肺の転移が見つかったことを「運が良かった」と表現した。「普通は膀胱全摘の手術の前に肺に転移していたら、全摘手術はできないんですって。その段階でステージ4ということで手術はできないで、余命1年半とか2年とか(診断される)」。小倉のケースでは、手術前から肺に小さな結節(しこり)が写っており、当初は「ずっとそこにあった小さいものだったから、がんじゃないだろうということで、一応要観察みたいな感じだった」と明かした。手術から3年がたち、結節が大きくなっていたことから検査を受けたところ、膀胱と同じ組織が見つかったため、抗がん剤での治療を受けたという。
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