元NHK堀潤アナ　観光船の遭難事故で行政に注文「本当に人々の命を守るための技術を構築していかないと」

　元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏（44）が6日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に生出演。北海道・知床沖で26人が乗った観光船「KAZU　1（カズワン）」が沈没した事故に言及し、行政側の課題を口にした。 　今回の事故を巡っては、「KAZU　1」の運航会社「知床遊覧船」のずさんな安全管理体制の実態が次々と明らかに。また、安全管理規程の遵守をチェックできていなかった行政側の責任を問う声も上がっている。

　こういった状況について、堀氏は「国側の責任もしっかりと明確にするべきですね」とキッパリ。「国土交通省が検証委員会を立ち上げますけど、省庁間、自治体間の連携なども含めて、今これだけDX化、デジタル化を進めようと言われて、デジタル庁まで立ち上げていますから、本当に人々の命を守るため、安全管理のための技術を構築していかないといけない」と主張。「そのためにはどこにエラーがあったのかを知りたいですね」と強い口調で伝えた。