おぎやはぎ“引退”考えない理由とは？　矢作が即答「辞めちゃうとみんなと会えないだろ？」

　お笑いコンビ「おぎやはぎ」が5日放送のNHKラジオ第1「東京03の好きにさせるかッ！」（木曜後8・05）にゲスト出演し、“引退”について語る場面があった。 　昨年50歳の誕生日を迎え、「いくら芸人界が高齢化といっても、50はもうベテランの域に入るのか」としみじみと語った矢作兼。小木博明は「危ないような動きをスタッフがさせなくなってきた。50っていうことで、ケガするんじゃないかとか気を遣われている」と50代になっての仕事での変化を明かした。

　番組パーソナリティーの「東京03」飯塚悟志から引退について考えることはあるかと問われると、矢作は「考えない」と即答。小木も「“仕事が来なくなって引退”っていう考え方だもんね。自分から言うもんではない」と同調した。2人は体力的につらくなったり、仕事のほかにやりたいことがあったとしても「休めばいい」という考え方だそうで、矢作は「だって…辞めちゃうともうみんなと会えないだろ？」と笑いを誘った。

　「みんなお金のために働いている人が多いから“お金貯めて辞めたい”とか言うけど、俺たちの仕事のいいところは現場が楽しいじゃん、そもそも。だから現場に行きたいだろ？」と仕事を楽しんでいるという矢作。コロナ下では芸人同士で飲みに行く習慣もなくなったそうで「辞めると会えないから、みんなと…」と繰り返すと、「会いたいんだ？」と一斉に突っ込まれた。

　「現場で会うのがいいんだよな。だから辞めるってことはない」と話す矢作。旅行好きのため長期休暇が欲しいときもあるが「辞めることはない」（小木）「1カ月とかでいいよな」（矢作）とコンビの意見は一致。「仕事はずっと楽しい」と語る矢作に、東京03からは「理想ですね」の声が飛んでいた。