中村逸郎教授　9日のロシア戦勝記念日に「最大の注目点はマリウポリで軍事パレードが行われるかどうか」

　ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が8日、テレビ朝日系「サンデーLIVE！！」（日曜前5・50）にVTR出演。9日のロシアの戦勝記念日について言及した。 　戦勝記念日の軍事パレードは28都市で開催され、6万5000人が参加するとみられる。番組では、軍事パレードには、めったに登場しない“終末の日の飛行機”と呼ばれる「イリューシン80」も登場されるとみられると伝えた。

　中村氏は「私のロシア人の友人がメールで教えてくれたんですけれども、今回の戦勝記念日はしらけムード一色だというふうに言ってます」と言い、以前、ロシアの町を歩いていたら、戦勝記念日のシンボル、黒とオレンジのストライプの「ゲオロギー・リボン」（黒は火薬、オレンジは炎を表現）を手渡されたことがあったが「ロシア人の友人の話によれば、今年はこのリボンを町で手渡すボランティアがいないと」と明かした。そして、戦勝記念日の注目点として「プーチン大統領が戦争宣言を行うか」「最大の注目点はマリウポリで軍事パレードが行われるかどうか」を挙げていた。