伊藤歩 「人生変わったな」と思う“大師匠”岩井俊二監督との出会い 「全部信じてくださっていて」
2022年05月09日 08:22
芸能
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伊藤は「岩井俊二監督が私の大師匠で、あの作品に巡り合ったことによって人生変わったなって思いますね」と岩井監督や作品との出会いに感謝。「スワロウテイル」のほか、「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」などの岩井作品に複数出演しており、岩井監督について「厳しいと思ったことは一度もなくて、なんか全部信じてくださっていて、演出も難しいことは全然言わないんですよ。私ができないってわかっているからか、たぶん珍しい演出なんですけど、『歩ちゃん、上向いて』とか急に言ってくるんですよ、芝居している時に。『え?』って思うんですけど、上見て、『なんで上見ないといけないんだろうな』と思ってるんだけど、あとで編集見て『なるほど、そういう意味があったんだ!』ってわかる」と振り返った。
その話に、岩城は「台本ちゃんと読んでないんじゃないの?」と鋭いツッコミ。それでも、伊藤は「ちょっと『スワロウテイル』って話って、その当時の私にしてみれば、台本が難しかったんです」と認め、「英語と中国と日本語がミックスされていて、(当時は)15歳でした。2時間半ぐらいの映画なんで結構分厚い台本で、ちょっとよく分かってないでやっていた、確かにそうなんです」と苦笑しつつ「一度も怒られたことないです。そういうことも含めて操ってくださった」と感謝した。