吉高由里子が紫式部に 24年大河「光る君へ」7年ぶり女性主人公
2022年05月12日 05:00
芸能
会見に出席した大石氏は「戦がない時代、男性のエネルギーは女性に向かっていったのではないか」とし「平安時代のセックス&バイオレンスを描きたい」と意気込んだ。“衝撃宣言”を受けた吉高は「血肉をむさぼるのかな?」と大笑いで応じた。
大石氏はさらにオリジナルストーリーに込めた思いについて「(大河で)おなじみの人物とは趣が違って挑戦しがいがある。この時代は『華麗なる一族』と『ゴッドファーザー』を足して3倍にしたくらいの権力闘争がある」と語った。
大河ドラマとしては平将門を描いた「風と雲と虹と」(1976年)に次いで2番目に古い時代になるという。大石氏は06年の「功名が辻」に続き2回目の大河ドラマだ。
女性が主役の大河ドラマは2017年の「おんな城主直虎」(主演・柴咲コウ)以来7年ぶり。吉高は14年に同局の連続テレビ小説「花子とアン」で主演を務めており「10年ぶりに大きな長い作品に携わることができる」と笑顔。今年3月末にオファーを受けたが、周囲に明かせず「秘密を抱えるってこんなにゾビゾビするんだっていう日常だった」と独特の表現で笑わせた。
大河ドラマは、放送中の「鎌倉殿の13人」に続き、23年は松本潤(38)主演の「どうする家康」に決まっている。