有吉弘行 上島さんと病院で“2人きりの時間”「お礼しか出なかった」
2022年05月16日 05:00
芸能
有吉は1996年に日本テレビ「進め!電波少年」で人気者になったが、その後、仕事が激減。再ブレークを果たすまでの不遇の時代を支えたのが上島さん。「涙をこぼすのは上島さんの葬式だけ」とツイートするほどの恩人だった。
14日の密葬にも参列。「お通夜も葬式も、ちょこちょこ笑っちゃって、上島さんの葬式らしいなと思った」と語った。ダチョウ倶楽部の肥後克広(59)が、涙する出川哲朗(58)に「キスした方がいいんじゃないか」と上島さんの“キス芸”を勧めるなど、気丈に振る舞っていたことも明かした。
密葬では、上島さんのグラスや帽子とともに、有吉が贈った時計が飾られていたという。上島さんは毎晩枕元に置くほど大事にしていたといい、周囲に「お礼で有吉の誕生日にグラスをプレゼントして、久々に一緒にお酒を飲みたい」と話していたという。
有吉は「損したなと思って。欲しかったな、高いグラスか、時計。もうくれないんだもん」と涙声でちゃかした。「気持ちだけでありがたい」と感謝し、上島さんが好きで、よく歌っていた中島みゆきの曲「ホームにて」をささげた。番組最後には「亡くなって寂しいですけど、あの人はネタがありますからね。古典落語になるくらいしつこくやります」と、上島さんのエピソードを語り継いでいくことを誓った。