4630万円誤送金 ネットカジノは東国原氏「使い切る」石井アナ「増やそう」と意見真っ二つ

2022年05月19日 16:39

芸能

4630万円誤送金 ネットカジノは東国原氏「使い切る」石井アナ「増やそう」と意見真っ二つ
東国原英夫 Photo By スポニチ
 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が19日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を24歳男性に誤送金し、回収できなくなった問題について、MCの石井亮次アナウンサーらと意見を交わした。
 番組ではネットカジノでお金を使い込んだとし、電子計算機使用詐欺の疑いで田口翔容疑者を逮捕したことを紹介。同容疑者の口座の出納記録から金の流れを分析した。

 石井アナは4630万円が振り込まれた8日に1度、ネットカジノの利用とみられる60万円を超すデビット決済があり、9日は動きがなく10日から再び頻繁にデビット決済が行われていることを取り上げ「9日に何もやってないのが僕はミソだと思ってて、9日に(ネットカジノを)散々頑張って増やそうみたいな気持ちでやったところ、すってんてんになって、10日にやったがまたダメでみたいな。どんどん沼にはまっていったんじゃないのかなって思う」と元手を増やすつもりが負けが込み続けたのではと指摘。

 リモート出演したITジャーナリストの三上洋氏は、自身もパチンコや競輪などギャンブルをやるとし「もし4630万円が私に入ったらとシミュレーションした。4630万円は元手だと。これでちょっと増やして増えた分だけもらって、元金を後で返せばと甘い気持ちで始めたんじゃないかと想像しています」とほぼ石井アナの意見に賛同した。

 一方、東国原氏は「僕は全然違うな。使い切るっていう」と推察。田口容疑者が自宅を訪れた職員に「100万くらい欲しいな」と発言したことに触れ「100万ぐらいくれてもいいんじゃないのって心理がある。それがないから事務的で役所の人間が冷たく感じたのでしょうね。返そうという気も増やそうという気もなく、使い切ろうと。負けるっていうのは快楽らしいんですよ。そこの快楽に使ったんじゃないのかなって」と復讐心から使い切ることが目的だったのではと分析した。

 放送作家の野々村友紀子氏は「増やしたるからちょっと待っておけ、みたいな。返す気持ちがあるんじゃないかなって」と4630万円を元手に儲けようとしたのではと石井アナの意見にうなずき、「芸人にもいっぱいギャンブラーおるから、一回、会議したいですね」と田口容疑者がネットカジノを使った理由に想像を巡らせた。

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