佐藤浩市 米で活躍する盟友・真田広之への思いを告白「英語がネイティブじゃないから大変なわけ。でも…」

2022年05月23日 12:41

芸能

佐藤浩市 米で活躍する盟友・真田広之への思いを告白「英語がネイティブじゃないから大変なわけ。でも…」
佐藤浩市 Photo By スポニチ
 俳優の佐藤浩市(61)が22日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。友人で同い年の俳優、真田広之(61)への思いを語った。
 佐藤は同世代の渡辺謙や真田広之、中井貴一との絆を口に。「みんな走ってきたわけじゃないですか、トラックを何周も。あいつ、どこを走ってるのかな?って、背中しか見えなかったり、ちょっと後ろにいるから大丈夫かな?って心配したり、ふっと横を見ると横で励ましてくれたり、そういった意味で言うと、同年代ってかけがえのないもの」と語る。

 さらに同い年の真田とのエピソードを告白。真田とは86年公開の映画「犬死にせしもの」で初共演。「年が同じなんで、撮影所のスタッフにも紹介されたし、その時からの飲み友達というか、彼も酒が大好きで。今もアメリカで頑張ってるし、こういうことを言うと非常に不遜な物言いだけど、彼が日本に戻ってくると同世代の自分らの席のどこかが一つなくなるかもしれないし、だけども、真田には“もういいじゃねえか、帰ってこいよ。日本でまたやろうぜ”って前に言って」と明かす。すると真田は「そんなんじゃないんだよ。別に意地張って頑張ってるわけじゃないんだよ。アメリカ、楽しいんだよ」と告げたため、佐藤は「ごめんな、余計なこと言って」と返したという。

 さらに佐藤は真田について、「英語がネイティブじゃないから大変なわけですよ。でも、真田があるシーンで、録音部のアシスタントの子に“広之、今の芝居良かったよ”って、30歳も40歳も下の子に言われたって話を、嬉しそうにあいつは言うわけですよ。“その気持ちが今、日本でやってもない。嬉しいと思える新鮮さがあるんだよ、ここには”ってアイツが言った時に“分かった”って」と回想。さらに自分に置き換えて、「いつでも新鮮さを持ちたい、刺激的にいなきゃいけないと思っても、経験の中でなかなか難しくなってくるわけだけど、そこで音楽をやったり、それをやることで、自分が今までちょっと忘れかけていた新鮮さを思い出したっていうのはありました」と噛みしめるように語った。
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