知床沈没船 専門家は再引き上げにロボット一部活用を提案「アームを使ってベルト通すのも可能では」
2022年05月24日 17:14
芸能
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水深120メートルに潜って船内調査、最初の引き上げ時に行った潜水士は、作業を終えたばかり。遠山氏は「作業を終えて減圧をやっている最中なんですね。減圧の作業は通常1週間か10日以上かかります」とし、「一般的ですけど、前回潜ったチームというのは、早く次なる作業に…使うというのはなかなか難しいのかなという気がします」と見解を示した。
今後の作業について海上保安庁は、飽和潜水により再び引き上げ作業を行うとしている。遠山氏は作業船に積まれている水中カメラ(ROV)に着目。「この船が持っているROVというのは高性能ですので、自装してアームも持っている。アームを使って引き上げ作業、スリングベルトを通すという作業も可能ではないかと思います」と推測し、「どういう形で引き上げ作業を再度、やるか検討がなされているのでは」とした。