「鎌倉殿の13人」今度は声優・緒方賢一 住職役で2年ぶり大河!木村昴&平田広明に続く起用
2022年05月29日 06:00
芸能
稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
第21話は「仏の眼差し」。源義経(菅田将暉)を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡(山本浩司)を討ち取る源頼朝(大泉洋)。北条義時(小栗)畠山重忠(中川大志)らが在りし日の義経をしのぶ中、頼朝は毅然と上洛へ動き始める。一方、京の後白河法皇(西田敏行)は丹後局(鈴木京香)と今後の動静を憂慮し、来るべき日に備えていた。一方、鎌倉。八重(新垣結衣)は子どもたちの世話に奔走。八重の明るい表情に、政子(小池栄子)も目を細めるが…という展開。
緒方が演じるのは、北条時政(坂東彌十郎)が建立した願成就院の住職。1985年創設の「劇団すごろく」の座長を務め、舞台俳優としても活躍(13年退団)。副題「仏の眼差し」にどのように関わるのか注目される。
今作は声優の起用が相次ぐ。第3話(1月23日)に登場した後白河法皇の第三皇子・以仁王役は木村昴。第10話(3月13日)に登場した常陸の武士・佐竹義政は平田広明。ともに大河ドラマ初出演を果たした。