橋本環奈　新型コロナ経て「おかえりという言葉がこれだけ身に染みてうれしかったのは初めて」

　女優の橋本環奈（23）が30日、都内で「第47回菊田一夫演劇賞授賞式」に出席した。 　大衆演劇の舞台で業績を残した俳優らを表彰する賞。上白石萌音とダブルキャストで主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」の高い舞台成果に対して、上演関係者一同に演劇大賞が贈られた。

　橋本は新型コロナウイルスに感染し、同作の福岡・博多座公演を今月17日から休演。「最初は咳とかも軽い症状があったんですけど2日くらいで収まって、熱も一回も出ず味覚などの異常もなく本当に軽症のままでした」と症状を明かした。隔離期間中も元気だったといい「動けて隣に博多座があるのに行けないもどかしさは感じました」と心境を語った。

　10日間の隔離期間を経て、千秋楽の28日昼公演から復帰。「千秋楽で戻ってきたときによりカンパニーの皆が温かくて愛のあると感じました。そして、“おかえり”という言葉がこれだけ身に染みてうれしかったのは、人生で初めてだなと思う」と振り返った。