TRF・SAM 「結局、バックダンサーかよ」から変えてくれた小室氏の言葉 全盛期の年収は…
2022年05月30日 15:31
芸能
小室氏から「オリジナルの曲で踊らない?」と誘われ、デビューを決めるも、ボーカルのYU-KIを紹介され、ボーカルがいることにがく然としたというSAM。「当時、僕らはダンサーとして有名になりたいという気持ちがすごく強くて、“歌手のバックで俺たちは踊らない”みたいなポリシーを持っていたんです。なのに、ボーカルがいたり。“結局、バックダンサーかよ!”って」と困惑したという。
思い切って小室氏にも「実は、ポリシーを持っています」と伝えたというが、小室氏からは「いいよ、別に。じゃあ、YU-KI後ろにすればいいじゃん」と意外な言葉が返ってきたという。「DJブースの前のお立ち台にボーカル立たせて、僕らは前で踊るんです。“これだったらバックダンサーじゃないでしょ”って」と小室氏の逆転の発想に救われたことも明かした。
小室氏について「ものすごくソフトな人なので、まったく悪びれるでもないし、超天然なんですよ」とSAM。「だから、コンセプトを話していないとか、そういこともまったく気にしてないし、ちょっとボーカルがいて、一緒にやってもらいたいなんだよね、みたいな。ああ、そうですか!ってなるしかない」と苦笑した。
結局、TRFは90年代のヒットチャートを席巻し、CD総売り上げ枚数は2000万枚以上を売り上げ、一気にスターダムに。当時の年収について「皆さんが思っているほど、もらえてないですよ。なぜならメンバー5人いるんで、ソロアーティストのもらえる5分の1なんです。(年収は)億いったかいかないかぐらいじゃないですか」とぶっちゃけた。