ガリットチュウ福島 “副業”で世界一目指して奮闘 わずか1年で日本一 35キロ減のダイエットも

2022年06月01日 14:55

芸能

ガリットチュウ福島 “副業”で世界一目指して奮闘 わずか1年で日本一 35キロ減のダイエットも
ガリットチュウの福島善成 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成(44)が31日深夜放送のテレビ朝日「爆問×伯山の刺さルール!」(火曜深夜0・15)にVTR出演。柔術で世界チャンピオンを目指していることを明かした。
 芸人として活動する傍ら、柔道の経験を活かし、2020年から柔術に挑戦しているという福島。今年2月に行われた日本最大規模の大会「第16回全日本マスター柔術選手権」に出場し、75キロ以下のマスター青帯ライト級で優勝。鍛え上げ、始める前は110キロあった体重も75キロまで、35キロのダイエットにも成功している。

 柔術を始めたきっかけは「QUINTETっていうグラップリングの大会がありまして、それを見に行った時に、関節技と絞め技だったら、歳とってからもできるなと思い始めて、それで始めました」と告白。その実力はコーチも「めちゃめちゃ強いです。シンプルに体や力が強い。フィジカルな強さ、生物的な強さ。福島さんの年齢で始めて1年で優勝した人っていうのは聞いたことがない」と一目を置いている。

 道場でのトレーニングは1時間半を週5回やっているそうで「テクニック指導がありまして、柔術、技がいっぱいあるんですけど、先生がそれを1つ1つ教えてくれる。30分から40分ぐらいですかね。そのあとにスパーリング、試合感覚でお互い全力でやりながら、ポイントや1本を取り合う」と激しいトレーニングを日々こなし、トーレニングの合間にも、本業のお笑いの仕事も当然あり、練習後に劇場で2公演することも。楽屋でも空いた時間はトレーニングに当て、相方の熊谷茶を相手に新しい技の練習をすることもあるという。

 そこまで頑張る理由は「ワールドマスター柔術選手権で、(9月に)ラスベガスで行われる。そこで世界チャンピオンになりたいなって」とキッパリ。

 密着中にはラスベガス大会の前哨戦ともなる、東日本柔術選手権へ出場。福島は30代の選手が出場するカテゴリである“マスター2青帯ライト級”でエントリー。「体重制限はギリギリを狙ったので大変でしたね。揚げ物は2週間前から控えて、お酒も1週間前から控えて。ご飯は玄米にしました」と明かし、最年長での優勝を目指した。

 1回戦の相手は不戦勝となる予想外の展開。決勝戦前は「体が動くのは2戦目、3戦目なんです。合わせられるかな」と不安をもらしつつも、見事優勝。「めちゃめちゃ硬かったでしょ。通過点中の通過点でたたき台。まだまだこれからです」と前を向いた。
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