バービー 大反響の下着プロデュース「社員レベルでビジュアル広告の会議も」実現までの切実な思い語る
2022年06月03日 13:37
芸能
ところが、売れ筋のサイズを大量生産したいメーカーの意向とは逆を行くコンセプトのため、コラボ先探しは難航。「メーカーさんを見つけなきゃって、夜な夜な会食、会食、パーティー、パーティーって。“メーカーさん知りませんか?”って言ったら、変な西麻布のパーティーに呼ばれたり」。話を聞いてくれたメーカーとの交渉も「結局、“お下劣芸人がプロデュースした下着を買う人がいますかね…”という空気感になって、おじゃんになって」と、あと一歩で立ち消えになったという。
そんな中、知り合いのスタイリストのつてで、大手のピーチ・ジョンにプレゼンをすることに。「これはもうチャンスを逃しちゃダメだと思って、デザイン画とコンセプトをちゃんと決めて提出して、プレゼンをさせていただいた」。結果、バービーの意見が通り、幅広いサイズ展開が可能になったという。
20年2月に第1弾の商品を発売すると、バービーと同じ悩みを持っていた女性たちからの注文が殺到。1分間に100枚以上が売れるなど、大きな反響があり、今では第4弾までプロデュースしているという。バービーは「素材選びからカップ作りというところから、デザイン、色選びとかやらせていただいて。広報活動に関する会議も出て、社員レベルでビジュアル広告の会議もして」と、社員並みな働きぶりを明かしていた。