河内家菊水丸、地元・八尾で「税やこらせぇ どっこいせ」 40分の大作・国税キャッシュレス納付音頭披露
2022年06月03日 19:16
芸能
菊水丸に依頼した1人である八尾商工会議所会頭・山口孝満氏が、かつて経営していたレコード店の常連だった菊水丸。「子どもながらに河内音頭で稼いで、そのお金でレコードを買って勉強しました」と山口会頭との関係を明かした。元々、吉本興業では「コンプライアンス面接」への参加が所属芸人に年1、2回課されており、「税金への意識は高い方だと思います」という菊水丸。さらに税金についてしっかり勉強し、わずか2週間で新しい河内音頭を完成。この日のお披露目となった。
八尾税務署の小山幹一署長が「手直しする箇所が1つもなかった」というほど秀逸のデキとなった音頭。「ゼイ(税)、ゼイ(税)」と韻を踏んでおり、通常の河内音頭なら「えんやこらせぇ どっこいせ」の合いの手も「税やこらせぇ どっこいせ」とアレンジ。40分間の大作に「CDを聞いていただけば、キャッシュレス納税のことが1から10まで分かってもらえる。八尾市がふるさとの河内音頭に乗せて。CDを聞けばキャッシュレスという言葉が頭に入ってくる」と菊水丸も自信をのぞかせた。2500枚作成したCDは、盆踊り参加者らに無料で配布される。
新型コロナ禍でここ2年は河内音頭披露しながら盆踊りを実演できず、YouTubeでの“祭り”だった。ようやく「今年は4割程度の盆踊りが復活。各地各所でこの音頭を広めたいです」と菊水丸も意気込んでいる。