藤井棋聖 永瀬王座との第1局は先手で相掛かり 高飛車に構える-昼食は淡路島牛丼
2022年06月03日 12:32
芸能
「永瀬王座とは四段時代から練習将棋で教えてもらっている。楽しみだし、お互いに棋風も知っているところもある。さらに工夫していかないといけないのかなと思う」
前日の対局場検分後の取材にそう話した藤井。飛先の歩を交換し合った後、永瀬が再度、角頭をターゲットに歩を打ってきた。
これに持ち時間4時間の1日制における序盤では比較的長い24分の考慮で角交換へ踏み込んだ。さらに手にした角を打って永瀬飛車を追い払い、1歩を獲得。従来の概念では、居飛車の守りの要だった左金が3段目へ盛り上がり、永瀬飛車へ圧力を加えた。飛車は5段目と高飛車に構え、攻撃的布陣を敷いた。
正午からの昼食休憩までに45手進み、午後の対局は1時から再開される。消費時間は藤井が1時間19分、永瀬が1時間13分。昼食メニューは藤井が淡路島牛丼と味噌汁、永瀬は海鮮淡路島ぬーどる(ハーフサイズ)、淡路牛と淡路野菜のステーキ丼(ハーフサイズ)、アイスコーヒー。