坂本龍一 がんステージ4、昨年2度摘出手術 「新潮」連載で闘病語る「せっかく生きながらえたのだから」
2022年06月07日 12:30
芸能
ステージ4は、がんが最も進行した段階。坂本は2014年に中咽頭がん、昨年1月に直腸がんの治療を公表。新潮社によると、連載では編集者の鈴木正文さんを聞き手として、主に09年以降の音楽活動や死生観を数回にわたって語るという。
坂本は「夏目漱石が胃潰瘍で亡くなったのは、彼が49歳のときでした。それと比べたら、仮に最初にガンが見つかった2014年に62歳で死んでいたとしても、僕は十分に長生きしたことになる」「せっかく生きながらえたのだから、敬愛するバッハやドビュッシーのように最後の瞬間まで音楽を作れたらと願っています」などとコメントしている。