「ちむどんどん」桜井ユキ 朝ドラ初出演「感慨深く」“房子”原田美枝子の若き日「少しでも色を」
2022年06月08日 08:15
芸能
朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。
第43話は、三郎(片岡鶴太郎)が屋台のおでん屋に現れ、暢子は大叔母・房子の過去について新事実を知ることに…という展開。
暢子は「新聞社の次は、おでん。次から次に意地悪ばっかり。1回、自分で屋台をやってみればいいんですよ。いつも偉そうに命令ばっかり」と房子への不満。すると、おでん屋店主・安孫子ヨシ(大島蓉子)が「いい加減にしな。房子さんの悪口を私の前で言うのは許さないよ。絶対に許さない」と一喝。三郎は「あの人、は屋台から身を起こしたんだ」と打ち明けた。
「アッラ・フォンターナ」のオーナー室。房子は1人、写真を見つめていた。そこには若き日の自分(桜井)とセーラー服の少女が写っていた。房子の過去に何があったのか。
桜井は「子どもの頃から家族一緒に見ていた朝ドラに今回初めて出演させていただき、感慨深く、うれしい気持ちでいっぱいです。原田美枝子さん演じる房子の過去に、少しでも色を足せたらという思いで演じさせていただきました。私自身も、いち視聴者として日々の放送を楽しみにしています」と喜んだ。