古舘伊知郎氏 4630万円誤送金問題めぐり「日本の大問題が2点透けて見えている」
2022年06月08日 16:42
芸能
![古舘伊知郎氏 4630万円誤送金問題めぐり「日本の大問題が2点透けて見えている」](/entertainment/news/2022/06/08/jpeg/20220608s00041000387000p_view.webp)
番組はこの日、誤送金された4630万円のうち、約400万円を不正に使ったとして電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された田口翔容疑者について、山口地検が同罪で起訴したことを紹介。さらに山口県警が同じ手口で約300万円を使ったとして同容疑で再逮捕したことも取り上げた。
一連の問題をめぐっては連日、番組で時間を割いて町の不手際やネットカジノについて紹介。古館はこの問題をめぐり改めて「1人の男が欲に駆られてこんなことやっちゃったというきっかけで、日本の大問題が2点透けて見えている」と指摘した。
「1点は海外、イギリスなどはブックメーカーは上場していて合法である。普通にあらゆるスポーツにおいて賭ける、ベットする。日本においては賭博法で違法だと。しかし、それがグレーって言ってたけど違法。だとすると、日本もこれからカジノができるという流れになっている中でどういうふうに法整備するかという問題と、公営ギャンブルとの兼ね合いも整理していかないといけないところもある」とカジノ関連で課題が山積みとした。
そして、もう1点として「町として限界集落になっている。高齢化社会を迎えている。本当は村の単位になってるけど、いろんな町村合併をやめて阿武町は阿武町の考えで町のまま維持した時に財政問題が浮き彫りになっていますよね。ふるさと納税が増えるのは一時のこと。日本各地にある限界集落の問題を考えると、新しい資本主義はじめどういう政策が今後、選挙も近いですけど打たれるか、全部つながっていく問題がここにある」と過疎化が進む地方の問題点も指摘した。