清原氏 “KKコンビ”桑田氏への思い語った「なんであいつのほうが先なんや」

2022年06月09日 08:00

芸能

清原氏 “KKコンビ”桑田氏への思い語った「なんであいつのほうが先なんや」
CSチャンネルスポーツライブ+の「斉藤和巳 Route66」に出演し、笑顔でトークを繰り広げる清原和博氏 Photo By 提供写真
 プロ野球の西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(54)が、18日放送のCSチャンネルのスポーツライブ+「斉藤和巳Route66」(土曜後8・00)に出演する。元ソフトバンク投手で現在野球解説者の斉藤和巳氏(44)は清原氏を「永遠のヒーロー」と仰ぎ、折に触れてエールを送ってきた。そんな斉藤氏の番組だけに、清原氏は終始柔らかな笑みを浮かべながら冗舌に語った。
 番組は清原氏の幼少期からプロ野球引退までを振り返る内容。特に力を込めて語ったのは「KKコンビ」として共に甲子園を沸かせた桑田真澄氏(54)とのエピソードだ。「K(桑田)K(清原)コンビ」と呼ばれていたことに対し「なんであいつの方が先なんや。あいうえお順なら俺の方が先や」と強調し、笑いを誘った。また、清原氏が「空気を吸っているだけで(先輩に)しばかれる」と例えるほど厳しい寮生活を送っていたのに対し、「桑田は一切そういうのはなかった」と回想。中村順司監督(当時)から「(エースの)桑田にだけは手を上げるな」という指示が出ていたことを明かすと、斉藤氏は驚きの表情を見せた。

 一方で「お互いに刺激し合える関係」だったとも語った。PL学園は個人練習が全体練習よりも長いことで知られる。清原氏は、桑田氏が走っている間はバットを振ることを自分に課していたといい「あいつより1分でも長く練習するぞ、と常に思っていた」と振り返った。

 番組ラストは、4番打者としての心得を「“強い体”と“鍛練”」と色紙にしたためた清原氏。「野球界に唯一後悔があるとしたら鍛錬が足りなかった」とこぼす一幕も。「強い体と鍛錬があれば強い心が生まれてくる」と結んだ。

 《ライバルは“野茂氏”94年ノーノー阻止 直球の思い出》ライバルを尋ねられた清原氏は、近鉄、大リーグ・ドジャースなどで日米通算201勝を挙げた野茂英雄氏(53)の名前を挙げた。数ある名勝負の中でも、記憶に刻まれているのは、1994年の西武―近鉄の開幕戦。8回までノーヒットノーランを続けていた野茂氏は清原氏相手に全球直球で勝負に挑んだが、9回に清原氏が初ヒットを放ち、快挙を阻止した。「自分の時は意地になってストレートを投げてくる」と懐かしんだ。
【楽天】オススメアイテム