人気歌手クリス・ブラウンにサルを売却したブリーダーが有罪 インスタでサルの存在が発覚
2022年06月10日 08:43
芸能
ブラウン自身も出廷。起訴状の中では顧客がブラウンであることは明記されていないが、当局はインスタグラムへのサルの写真の投稿をきっかけに2018年1月にブラウンの自宅を捜索してその存在を確認していた。ブラウン自身は、サルの所有権放棄と3万5000ドル(約470万円)の飼育料を支払うことに合意。これを受けて検察側は不起訴処分にしていた。
起訴状によれば、フロリダ州パリッシュで希少動物のビジネスを展開しているハモンズ被告に対して、ブラウンは1万2650ドル(約170万円)を支払ってオマキザル科のサルを購入。検察側は希少種のワタボウシタマリンというサルをアラバマ、サウスカロライナなどの顧客に違法に売却した罪でも起訴していた。
オマキザル科は中南米の熱帯や亜熱帯地域に生息する小型のサル。種類によっては絶滅危惧種に指定されている。