松本人志 井上尚弥の本音引き出す ドネア戦で「もう殴りたくない」と思ったワケとは

2022年06月12日 13:09

芸能

松本人志 井上尚弥の本音引き出す ドネア戦で「もう殴りたくない」と思ったワケとは
松本人志(左)と井上尚弥 Photo By スポニチ
 「ダウンタウン」の松本人志(58)が12日、コメンテーターを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。日本人初のボクシング世界3団体統一王者、WBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)がゲスト出演し、対面を果たした。
 井上は7日に、ノニト・ドネア(39=フィリピン)との対戦で1回終了間際にカウンターの右ストレートで最初のダウンを奪うと、2回には猛攻からの左フックで2回1分24秒でTKO勝利。19年11月の名勝負から2年7カ月ぶりとなった再戦に、わずか264秒で決着を付け、WBA王座7度目、IBF王座5度目の防衛に成功し、WBC王座を獲得した。

 大のボクシングファンの松本は、井上とドネアの一戦を振り返り「僕は、長谷川穂積vsウィラポン戦を思い出してね。あんだけ強かったウィラポンがあんな感じで負けんねやと。もちろんうれしいんだけど、どっかでこんなウィラポン見たくないと思って。今回のドネアにも僕は(同じような気持ちを)けっこう感じていた。我々でも感じるのに、ご本人はどんな感覚なんでしょう?憧れというかレジェンドと対戦するということは」と質問。

 井上は「正直、2ラウンド目の左フックで1回、ドネアがよたれて。様子見てたんですけど、レフェリーに止めてくれと思った。もう殴りたくないと思いました。第1戦で戦って交流もあるし、自分が憧れてたレジェンドでもあるので。もうあそこで自分の中で勝負はついたと思った。レフェリーに“止めないのか”という感じで、それで一瞬の間を置いちゃったんです。それくらい殴るのはつらかったです」と本音を明かした。
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