ジュラシック・ワールド完結編のオープニング興行収入は193・6億円　トップガンを超える

　北米4776の劇場で10日に公開された映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者（原題はJurassic　World‥Dominion）」の12日までの3日間におけるオープニング興行収入が1億4340万ドル（約193億6000万円）に達し、5月27日公開の「トップガン　マーヴェリック」の1億2400万ドル（約167億4000万円）を上回った。 　AP通信などが報じているもので、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は1993年に公開された「ジュラシック・パーク」のシリーズ最後となる第6作で「ジュラシック・ワールド」では3部作の完結編。クリス・ブラット（42）、ブライス・ダラス・ハワード（41）だけでなく、第1作に出演したサム・ニール（74）、ローラ・ダーン（55）ジェフ・ゴールドブラム（69）らも顔をそろえている。

　宣伝費を除外した製作費が1億8500万ドル（約249億8000万円）と言われている「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は本来2021年6月に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて延期。しかし公開3日間で製作費の78％を“回収”したことになった。

　公開3週目を迎えた「トップガン　マーヴェリック」の興行収入は5000万ドル（約67億5000万円）。なお「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」に関しては批評家たちからは辛らつな意見も出ているが、オープニングで鑑賞した人たちの感想はおおむね良好。日本では7月29日に公開されることになっている。