“名バイプレイヤー”山田真歩 体当たりな役作り「ラッパーのフリースタイルバトルとかに飛び込んで…」

2022年06月16日 14:26

芸能

“名バイプレイヤー”山田真歩 体当たりな役作り「ラッパーのフリースタイルバトルとかに飛び込んで…」
山田真歩 Photo By スポニチ
 女優の山田真歩(40)が16日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。体当たりな役作りについて明かした。
 大学時代の演劇部で演技に出会うも、卒業後、いったんは出版社に就職。その後、2010年、28歳で映画「SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム」で主役として演技に世界へ戻った。2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインの同期作家役で注目を集めると、その後もさまざまな作品に出演。18年には映画だけで6本出演する売れっ子に。名バイプレイヤーとしての地位を確立していた。

 一時期、同じ日にドラマのレギュラーが3本重なったこともあったというが、山田は「(オファーは)来たらありがたくやりたいなって。役の大きい小さいではなくて、魅力的かどうか。(ドラマ『トットちゃん!』の)向田邦子さんの役なんかは恐れ多いですけど、やらせていただきたいなと(思った)」と振り返った。

 役作りの方法が独特で、学生時代には「代々木のホームレステントでインタビュー」したり、映画「夕陽のあと」(2018年)では「撮影地の島を10キロ以上歩いて回り、島民になり切った」などと紹介された。イラストを交えて役についてなどをびっしりと書き込む“マホノート”も明かされた。

 役作りで怖い思いをしたことは?と聞かれた山田。デビュー作となる映画「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」では「(それまで)ヒップホップをあまり聴いたことがなくて、詳しくなかった」といい、「ラッパーがたむろしているライブハウスに行って、フリースタイルバトルとかに飛び込んで行ったり、それで泣いて帰ってくるとかありましたよ。そこにいるのみんなラッパーで自由にやるんですけど、私、素人なので、吹っ掛けられて、“エーン!わからないよ!”って帰るっていう」と苦笑。「怖いもの知らずで飛び込んでしまって、それで、ラッパーの人に申し訳ないからと頑張らきゃと思って、情熱だけはラッパーと同じだと思って」と演じきったという。

 幼少期の頃についても言及。父親が教師だったことで「小学生の時に見ていいのが週に2本とか決まって」いたそうで「『クイズダービー』と『世界名作劇場』をメインを見てました」と笑った。
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