優木まおみ 長女出産後の産後うつ状態告白「ネガティブに考えたり、主人ともケンカが絶えなくなった」

2022年06月16日 15:50

芸能

優木まおみ 長女出産後の産後うつ状態告白「ネガティブに考えたり、主人ともケンカが絶えなくなった」
優木まおみ Photo By スポニチ
 タレントの優木まおみ(42)が16日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。人気のメソッドが産後のつらい実体験からの発案であったことを明かした。
 東京学芸大学を卒業し、モデルやタレントとして活躍してきた優木。プライベートでは13年に美容師の男性と結婚し、4年に長女、17年には次女を出産。8歳と5歳の娘を育てる2児の母として、ピラティスを元に独自で考案した“マオビクス”で人気を集めている。

 そもそものきっかけは産後の体調不良だったという。「1人目の時に12キロ太って、2人目の時に15キロ太りました。子どもとトランポリンの施設とか行って遊ぶと、本当に尿もれするのとか、それで自信喪失しちゃって、“37歳でトランポリンもできない体になってしまったの?”みたいな、そんな自分にがっかりしていて、それをくよくよして、あんまり(外に)出たくないとか、子どもと遊びたくないとかなっていた」と回顧。睡眠障害もあったようで「眠れない。うち(の子ども)寝つきが悪くて、寝ても寝てない感じというか、それが続いて、でも、朝が来ると仕事に行かなきゃいけないですし、パフォーマンスもやっぱり、ある程度ちゃんとしたものを求められるし、“こんなきれい!”とかいう企画なのに、きのう一睡もしてないのに近いのでという顔色でいて、あんまりいい結果が出せない時に、自己嫌悪に陥ったりとか。メンタルは落ちてましたね」と続けた。

 さらに「(産後は)“こうするといいんだよ!”っていう情報は入ってくるけど、それをできない自分にまた罪悪感を感じたりとかして、1人目の時は間違いなく、産後うつという言葉までいかないけど、ちょっといろいろなことをネガティブに考えたり、主人ともケンカが絶えなくなったり、“なんで私ばっかり大変なの?”って(なっていた)。“パパのほうは子どもが生まれても同じように仕事に行き、帰ってくるのに、何で私だけ?”って。すごく嫌な感じで、性格もちょっと暗くなってました」と振り返った。

 それでも一番つらかったのは次女の出産後だったといい「買い出しにいきたいけど行けない、うどんと米だけ食べて栄養不足にもなり、肌荒れもしたし、老けたなって感じに自分でも思うぐらい元気がなくて、でも、子どもの母乳あげなきゃいけない、離乳食あげなきゃいけない、おしめ変えなきゃいけない、なんだか毎日バタバタしていて、なんかすごくつらかったです。ちゃんとした子育てしている人の離乳食の素敵なセットとか見て、こんなにやらなきゃいけないんだって気持ちになるけど現実はできなくて、キッチンめちゃくちゃ散らかったまま寝かしつけて、寝かしつけた時に一緒に寝落ちして、“もう朝だ!”みたいな。化粧も落としてない!みたいなことがあったり、それで結構心のバランスは崩しがちだったんです。ボロボロでやる気も何もかもないみたいな」と明かした。

 そんな状況が続き、「何かしないとこればまずいぞ」という気持ちで一念発起。「たまたま家のそばにピラティスサロンがあったんで、もうすがるような思い出入ったっていうのがきっかけです」と優木。「(そこで)病みつきになりました。体も軽くなるし、心が軽くなるというか、脳が軽くなる。すごい自然な流れでピラティスをまず究めてみたくなった。自分の体で落とし込んですごく楽しくなった」といい、インストラクターの資格を取得した。さらに、「“子どもためなら頑張れる”っていうお母さんって多いから、子どものためをモチベーションに自分も実は健康になっちゃうとかっていう、メソッドがつくれないかな」とマオビクスを考案したという。

 今後については「自分が整う楽しい音楽フェスっていうのを開催しようとしていて、夢は東京ドーム」と笑顔。「マオビクスって歌詞がどんどん入ってくる専用ソングを作っていて、“シンガーフェットネスト”って名乗っていこうかなって思ってます」と前を向いた。
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