武田鉄矢「金八先生」のロケで道行く人に「叱られた」過去「走っているランナー、止めると怒るんだわ」

　歌手で俳優の武田鉄矢（73）が19日、フジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。TBSドラマ「3年B組金八先生」でのロケ撮影で道行く人に「叱られた」過去を明かした。 　番組では、尾瀬国立公園を歩いていた観光客がSNSで木道の先でスタッフが掲げていたパネルに「只今、番組の撮影中です。10分少々お待ちください」などと書かれていたことを投稿。その後、渋滞が発生したといい、このスタッフによる足止め行為が物議をかもしたことについて取り上げた。

　意見を求められた武田は「私の人生の大半はこの問題で、何10年かを過ごしましたね」としみじみ。「ドラマの場合はある風景を借りるわけですから、ドラマ上、必要な人物が風景の中にちりばめられておりますんで、一般の方、待っていただくんですが、まあ、いろいろなところで叱られた、叱られた。昼前、走っているランナー、止めると怒るんだわ」と振り返った。

　さらに「長い土手道、先生が後ろ姿で1人で歩いて行く…」と金八先生でのおなじみのシーンを描写すると、番組MCの東野幸治からは「『金八先生』じゃないですか！」と即ツッコミ。武田は「そうとは限らないんだけど、そういうシーンがあったとして、そこに走り込んでくる人がいると」と苦笑した。

　そのうえで、「だから、外のロケをすると、相当ストレスがたまるから、これを知った時に私は、テレビスタッフに同情しますね」と話した。