山下達郎「自分がうまいと思ったことはほとんどない」 凄いと思うシンガーたち「かないませんよね」
2022年06月21日 12:12
芸能
野村が「その太鼓から、いつ(歌手の)山下達郎になっていくんですか。みんなが知っている達郎の声、達郎の歌に」と続けると、山下は「アマチュアバンドでリードボーカルだったんです。ドラム叩きながら」と告白した。
歌いたかったのかとの問いには「僕が一番声出たってだけです。当時はギター主体、日本はベンチャーズからロックが始まったんで、基本的に一番楽器うまいやつがリードギターなんですよ。次にリズムギターで、次ベースで、ドラムとキーボードはあれなんですけど、何にもできないやつが歌なんですよ」と説明。バンドはビーチボーイズといったコーラスのグループが好きだったため「ビーチボーイズは裏声必要なんで、できたの僕1人なんで、僕がリードボーカルになったっていう」と続けた。
最初からファルセットはできたのかと聞かれると、「できました」と明言、「僕はリズム&ブルースっていうか、白人のリズム&ブルースですけどね、そういうのが好きだったんで、そういうのをコピーしてやってるうちにこうなっちゃった」とも語った。
シンガーとしてやっていけると思ったのはいつかと問われると、「今だって、自分がうまいなんで思ったことはほとんどないですよ。上には上がいるっていう」と言い切った。野村アナが「山下達郎が俺より上だなって思うシンガー」とツッコむと、山下は「外国人の人ですけどね。ジェームス・ブラウンとか。とてもかないませんよね。サム・クックとかね。たくさんいますよね」と笑ってみせた。