鷲尾真知子 5年前に夫・中嶋しゅうさんが急逝 舞台で倒れ意識戻らず…「いまだに心にぽこんって穴が」

2022年06月21日 14:44

芸能

鷲尾真知子 5年前に夫・中嶋しゅうさんが急逝 舞台で倒れ意識戻らず…「いまだに心にぽこんって穴が」
鷲尾真知子 Photo By スポニチ
 女優の鷲尾真知子(73)が21日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。5年前に急逝した夫で俳優の中嶋しゅうさん(享年69)について語った。
 鷲尾は高校3年生の時に劇団NLTに入団し、女優業をスタート。最近ではNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音演じる主人公・安子の祖母・ひさを演じて話題となった。

 中嶋さんはかつて同じ劇団NLTに所属、黒澤明監督の映画などにも出演し、名脇役として知られていた。中嶋さんが死去してから5年。司会の黒柳徹子から「お元気で」と問われると、鷲尾は「半分元気です」と回答した。黒柳が「50年近く励まし合い生きてきたご主人。5年前、舞台の上で倒れたんですって」と明かすと、鷲尾は「そうなんです。初日の舞台中に、まあ倒れて、そのまんま。意識戻らず逝ってしまいました」と説明した。

 病名は急性大動脈解離。予兆については「本人には何かあったのかもしれませんけど、私には全然そういうことは見せないで」と鷲尾。「その日は私も舞台稽古だったもので、“じゃあ行ってくるね”“初日頑張ってね”って言ってうちで別れて。それっきり」と続けた。

 鷲尾は翌日は舞台初日だったとし、黒柳から「気丈に舞台に立ったけど、あんまり記憶がないんですって」と振られると、「何にもないですね。ただ、なんであたしこんなつらいことをしてるんだろうって言うことは、もの凄く実感としてその時あった」と回顧。「その思いは今も凄く強く思っているんですけれども、ただこうやって今私が仕事をさせていただいてるのは、その時に背中を押してくれたうちの社長とか、お友達がいたからこそ、今もお仕事をさせていただいて、きょうも黒柳さんとお目にかかることができてると思ってます」と語った。

 黒柳が「なかなか気持ちの整理なんてつかないもんでしょうね」と語り掛けると、鷲尾は「最初黒柳さんが“元気ですか”って声をかけて下さって、“はい、元気です”って言うのはなんかうそになっちゃうかなと思って。突然だったもので、やっぱいまだにどっか心にぽこんって穴が開いてるみたいで」と表現。「“ただいま”って彼の声が聞こえても、きっと何の不思議もないっていう自分とあと5年の歳月が。自分の仕事が、これとこれをやったんだな、これは中嶋に見てもらってないなって、自分の気持ちが分離しちゃってる部分が、気持ち的に」とも語った。
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