歌舞伎俳優の坂東彌十郎(66)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。デビュー当時のことを思い返した。
父・坂東好太郎さんは、歌舞伎の世界から1度出て、映画の分野で活躍。彌十郎が小学校1年生の頃に、再び歌舞伎に戻ったという。また、自身のデビューは17歳と歌舞伎界にしては少し遅かったといい、彌十郎は「父が映画の方に行っていたのもありますけど、歌舞伎に戻った頃も、僕その頃から(身長が)大きかったものですから、子役に出られる大きさではなかった」と回顧。現在も1メートル83と高身長の彌十郎は、「中途半端で、大人の役ができる年まで待とうってなって、ちょうど17歳の時に初舞台をさせていただいた」と当時を思い返した。
また、稽古事については「僕が役者をやりたいって言ったので、父は“踊りのお稽古と三味線だけはやっておきなさい”って、言うのでやらせてはもらってましたけど」と振り返っていた。