水道橋博士 大阪市役所前で「松井一郎市長、出てこいや~」「鬼退治することを決意」
2022年06月24日 15:06
芸能
「松井一郎という鬼が現れ、ボクを民事で訴えました。ならばボクは桃太郎になり、鬼退治することを決意しました。大阪市、維新はボクにとっての鬼ケ島。必ず鬼を成敗します」と芸人らしく、聴衆をうまく惹きつけながら語った。
水道橋氏は「反スラップ法」の成立、消費税ゼロを公約に掲げ、さらに維新について批判。IR誘致した大阪・夢洲について「南海トラフの地震がいつ起こっても不思議でないのに、吉村知事は“未来の事なんて知りませんよ”と。災害対策を練るのが知事なのに。大阪でも気づいている人いるでしょ?大阪の人、目を覚ましましょう」と訴えた。
公示日に東京・高井戸、水道橋で第一声を挙げ、前日23日には故郷の岡山、倉敷を回った。地元・倉敷では旧友が多く激励に訪れてくれたそうで「手応え?日に日によくなっています」と少しずつ自信を深めている模様。前夜は実家に泊まり、兄から激励されたという。
街頭演説3カ所目の土地に“鬼ケ島”と位置づける大阪を選んだ。帰京するまでの時間を無駄にせず、水道橋氏は大阪市役所前に移動して、マイクを握った。自身の街宣車で流している古紙回収業者の「ちり紙交換」のパロディ音声を大阪でも披露。「ご家庭で不要になりました古政党、古議員がございましたら、多少に関わらずお声かけいただければこちらで交換します。政権交換でございます」と維新に当てつけて、笑いを誘った。
市役所玄関前では松井代表に「1対1で公開討論しましょう」と呼びかけた。「松井さんは奈良へ行ってるそうです。日本維新の会のために」と皮肉たっぷり。最後は「ボクが立候補したら、松井さんについての内部告発がたくさんきました。覚悟してください。全部さらします。謝ってもらうまでやめません。松井さんが引退してもやめません。権力者のおごり。恥を知れ」とボルテージは最後まで高いままだった。